PRP
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コンセプト
Concept関節痛でお悩みの方へ、
当院では PRP 療法を受けることができます
PRP 療法は自分の血液の血小板を利用する再生医療です。
PRP とは、Platelet Rich Plasma の略で、日本語では多血小板血漿と言います。
多血小板血漿は、血液中の血小板を濃縮して活性化したもので成長因子を多く含みます。
傷の治りを促進する成長因子が多く含まれる PRP は、私たちがもっている治癒能力や組織の修復能力、再生能力を引き出すと考えられています。
PRP を狙った部位へ正確に注射することが必要とされるため、注射は超音波画像を確認しながら行います。
ご自分の血液を用いる安全治療
治療では、ご自身の血液から抽出した有効成分を使用します。このため、治療後に拒絶反応が起こるリスクは極めて低いです。
当院は再生医療提供機関および細胞を採取する医療機関として厚生労働省に認可を受けています
これにより遠心分離機を院内に設置し、採血した血液からPRP を作製することが可能です。
PRP の種類
当院では 3 種類の PRP を提供しています。PRP の選定は病状などを考慮して、医師と患者様で相談のうえ判断します。
① ACP ダブルシリンジ システム（アースレックス社、米国製）
② Condensia（京セラ株式会社、日本製）
③ PFC-FD 自己血液から抽出した PRP から成長因子を更に濃縮して成分を高めた凍結乾燥（フリーズドライ）したものです。セルソース株式会社に血液を搬送し、PRP-FD を作製します。
通常は3～4週間の間隔で3回以上行うことを推奨しています。
他施設で 2,159 名への膝関節に対する PRP 療法を実施し、PRP 療法は 3 回以上行うことが効果的と実証されております。
- 特徴
- 多量の成長因子で自己修復機能を促進
- 自己血液を使用するオーダーメイド治療なので安全安心
患者様ご自身の血液をもとにした「成長因子」を使用するオーダーメイド治療のため、アレルギー反応等のリスクが少ないです。 - 手術をしない、関節内注射による治療
ひじ、ひざの関節内に注射器を使って注入する治療のため、治療後から普段の生活が可能で入院の必要はありません。 - 治療回数に制限はありません
- お勧めする人
- 変形性膝関節症でお悩みの方
- 関節炎と診断されて、様々な治療法を試している方
- 階段の上り下りで、膝に負担がかかる方
- 膝に違和感があるが、同じ治療法を続けて効果が得られない方
- スポーツで関節を痛めた方
- 手術に抵抗感がある方
- 手術を行わない注射による治療のため、高齢の患者様でも受けることが出来ます。
- 治療における注意点
自費診療での治療となっており、健康保険は適用されません。
治療効果・効果の持続期間には個人差があります。
治療をご希望する患者様は、まず医師にご相談ください。
患者様に真摯に向き合って、最適な治療方法を一緒に考えさせていただきます。
治療の流れ
Flow1診察
外来を受診していただき、診察・検査を行います。PRP の適応があると診断された場合、施術日を予約します。
2採血
清潔操作で必要量の採血を行います。
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3PRP 分離
採血した血液を遠心分離機で処理し PRP を作製します。
4施術
医師が PRP をエコーガイド下に患部へ注入します。
